クラスメソッド バンクーバーだより: Christmas Market 2016
こんにちは、虎塚です。
今日は、ダウンタウンで開催されているクリスマスマーケットの様子をご紹介します。
クリスマスと名前がついたイベントですが、宗教行事というよりも、あくまでも冬の風物詩の一つとしてご紹介する意図ですので、ご了承ください。
開催概要
バンクーバークリスマスマーケットとは
バンクーバークリスマスマーケットとは、11月下旬から年末にかけて毎年開かれる屋外マーケットです。本場ヨーロッパのクリスマスマーケットの伝統にしたがい、屋外でおこなわれています。暖かい服装で参加するのがおすすめです。
会場では、飲食物、衣服、アクセサリーやインテリア小物などの販売、音楽の生演奏、メリーゴーランドの運営、クリスマスオーナメントの展示販売などがおこなわれていて、さまざまな年代の人が訪れます。
毎日11時から21時まで開催されていて、クリスマス当日だけはお休みです。
会場の場所
今年の会場は、ダウンタウンのJack Poole Plazaという広場です。クラスメソッドのオフィスからは歩いて3分。水上飛行機の発着場のすぐそばです。
Jack Poole Plazaは車椅子を使っている人もアクセスしやすい立地です。
入場料
2016年の入場料は、大人が8カナダドルでした。なお、オンラインでチケットを買うと、2016年のシーズンパスと入場列をスキップできる権利がついてきます。
オフラインでチケットを買った場合は、会場を出る時に腕などにスタンプを押してもらっておけば、当日にかぎり再入場できます。また、入場ゲートで1カナダドル払うことで、通常のチケットをシーズンパス付きにアップグレードできます。
平日の11時から14時はランチ割引ということで、大人 (13〜64歳) の入場料が半額になります。そのほか、15名以上の団体割引チケットや、お土産とメリーゴーランドの乗車券などがセットになったコンボチケット、カップルにお得なチケットなどもあります。
訪問記
12月24日、クリスマスマーケットに行ってきたのでレポートします。この日のバンクーバーは晴れで、気温は3〜4度でした。
入場
チケットは会場で直接購入しました。支払いは現金だけの受け付けです。会場の外に仮設のATMがあります。
お子様向けイベント
家族連れの参加者が多いので、子供向けのアクティビティがいくつか用意されています。
Christmas Carousel
会場にはメリーゴーランドが設置されています。お子様とお子様の姿を写真におさめようとする親御さんで、メリーゴーランドのまわりはずっと賑わっていました。
ジンジャーマン作成
ジンジャーマンクッキーを自分でデコレーションして、オリジナルジンジャーマンを作ることができます。こちらも、お子様向けアクティビティです。
サンタクロースに会う
この時期はどこでも見かけるサンタクロースですが、もちろんクリスマスマーケットにもやってきます! 公式サイトで予告された時間にやってきて、律儀に椅子に座ってくれていますので、お願いして一緒に写真を撮ることができます。
食事
食べ物
ベンダーが屋台でドイツ風ピザやウィンナーソーセージなどを販売しています。Das Kartoffelhausが出しているハリケーンポテトを手に持っている人たちが目立ちました。これは、40cmほどある長い串に、ポテトをらせん状に巻きつけた食べ物です。
上の写真は、Handbrot & Soupのコンボセットです。サンドイッチの上にはゴーダチーズが載っています。ハムと豆のスープがとてもおいしかったです。
甘いもの
キャンディ、チョコレート、ポップコーン、パンやクッキーなどが売られています。いま話題のグルテンフリーのお菓子もありました。
会場でよく見かけたのは、chimney cakeというハンガリーの焼き菓子と、どこでも人気のプレッツェルです。
上の写真は、Olga Capone Cannoli Companyのcaponeです。粉砂糖をまぶした筒状の生地に、ヨーグルトクリームがたっぷり詰まっていました。
ドリンク
寒いので温かい飲み物がほしくなりますね。会場では、コーヒーやホットチョコレート、お酒などが売られています。
こちらのお店でアップルサイダーを買いました。紙コップで受け取ることもできますし、イベント限定マグカップをその場で買って注いでもらうことができます。つい買ってしまいました。また、家からマグカップを持ちこんで、使うこともできます。
バンクーバークリスマスマーケットでは、毎年限定絵柄のマグカップが用意されています。2016年限定のマグカップは大人気で、12月22日頃にはすでに売り切れてしまったそうでした。
飲食する場所: Alpine Haus
食事は、Alpine Hausと呼ばれる暖かい休憩所に持ち込んで食べることができます。透明なビニルで覆われた温室のような仮設の建物で、テーブルと椅子が設置されています。この日は寒かったですが、ここにいる間は暖まることができました。
空間の端のほうには、樽がスタンディングテーブルとしていくつか置かれていました。自分は一人客なので樽で十分です。足るを知る、ですね。
Alpine Hausの壁には、メッセージが書き込まれたビニルシートが飾られていました。
Käthe Wohlfahrt
Käthe Wohlfahrtと看板のあるこの場所は、クリスマスマーケットの目玉だと思われるクリスマス装飾小物の展示・販売所です。少人数ずつ中に入ることが許されます。今年や来年のためのクリスマス飾りを求める人たちでごった返していて、いつ見ても行列ができていました。
販売所に入ると、きらびやかなオーナメントが空間いっぱいに陳列されていました (店内での撮影は、個々の売り物にあまり近づかない範囲でだけ許可されています)。作りが丁寧な木製のオーナメントは、小さい物で20カナダドルくらいからあります。お土産にもよさそうですね。
おわりに
バンクーバークリスマスマーケットは年内いっぱい開催されていますが、街中は25日を過ぎると電飾が外され、徐々に落ち着いた風景になってきました。また街の冬の様子をお伝えできればと思います。
クラスメソッドでは、日本、バンクーバー、ベルリンで一緒に働く仲間を募集しています!
それでは、また。